山田邦紀著『ポーランド孤児・「桜咲く国」がつないだ765人の命』

山田邦紀著『ポーランド孤児・「桜咲く国」がつないだ765人の命』は、
シベリア孤児が生まれた歴史的背景から、孤児たちの帰国後の生活までを詳細に描いた作品です。

日本とポーランドの友好の歴史だけでなく、孤児を生み出す要因となった大戦の状況や、
戦争によって過酷な状況におかれたポーランドの歴史についても詳しく説明されています。
2021年に増補改訂版が刊行され、同版では今まで知られていなかった孤児たちのその後も描かれています。

シベリア孤児救済作戦についてのみでなく、
当時の社会的背景や子どもたちの帰国後の様子についても広く知りたいという方におすすめの作品です。

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