2023年10月19日に社会福祉法人福田会にて、シベリア孤児帰国100周年を記念したりんごの植樹式を行いました。 

日本とポーランドの友好の歴史を後世に伝えることを目的に開催された植樹式には、大使館や福田会の関係者などおよそ40人が出席しました。
セレモニーを主催したポーランド開発銀行のベアタ・ダシンスカ=ムジチュカ総裁は「この美しい人道主義の物語をいまも大切にしてもらい感謝しています」と述べました。

 同開発銀行はState of Poland財団を運営しており、同財団が取り組んでいるプロジェクトの一つが「ヤブウォンキ・プロジェクト」です。
これは、ポーランド国内外にポーランドのシンボルであるりんごの木を植えるという活動です。
りんごはポーランドを象徴する特産物であるほか、白と赤の花を咲かせるリンゴを隣り合わせに植えることで、ポーランド国旗の色も表現します。 

今回、ポーランドの子どもたちが100年ほど前に滞在したことのある福田会が、日本での植樹第一号の場所として選定され、植樹が実現しました。