宇都榮子編著他『 ポーランド児童救済事業の記録 』
ポーランド・シベリア孤児765人受け入れと救済の全貌
第一次世界大戦・ロシア革命に伴う内戦で行き場を失ったポーランドのシベリア孤児たち。
米騒動から戦後不況に苦しむ日本であったが、日本赤十字社を中心に救済事業が展開された。
当時、大正デモクラシーの影響もあって窮民救済の機運もあり、寄付をはじめ、支援の輪も広がった。
本書は日赤が残した克明な救済事業の日誌『波蘭児童関係日誌』の全ての翻刻とそれを通して見える日本人の貴重な人道支援の姿を照らし出す歴史の再発見の書である。
(彩流社Webページより引用しています)